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泡工房開発物語
〜 泡工房は全国の主婦と一緒に完成させました! 〜
泡工房を開発しはじめたのが1998年。
開発過程で何度もモニターを繰り返し、合計1,000名以上のご意見から改良を加え続け、1999年夏に第一号が完成しました。
開発者である代表の登内(とのうち)は、当時様々なエコロジー商品の開発を行っておりました。今でこそ「エコロジー」や「環境」というキーワードは認知されていますが、そのときはまだ市場に浸透していませんでした。
- 子供を抱きかかえ、片手で液体ソープを泡立てるのは至難の業!?
- 当時の登内家には生まれたばかりの娘がおり、奥さんは一人でお風呂に入れる日々でしたが、そのとき困っていたのが赤ん坊の頭や身体を洗うための石けんです。小さなお子さんをお持ちの方でしたら経験あると思いますが、子供を抱きかかえ、 片手で石けんを泡立てるのは至難の業です。そんな時、登内はこの商品の原型に出会います。早速それを自宅で使用してみると、赤ん坊のための泡立てに大変便利で奥さんは大変喜びでした。
- これは大変便利!
- 更にキッチンや洗面台でも重宝し、しかも液体ソープなどが節約できたことで一気に商品化への動きとなりました。
まずは「世間の主婦の方から意見を聞いてみよう」と、まだ商品になっていない原型のポンプを数百個製造し、保育園や既存客などに 持ち込み、主婦や子供たちの意見を吸い上げました。すると80%以上の方が「これは大変便利!」との反響です。
今までいろいろな商品を扱ってきましたが、これだけ反響が高かったものはありません。早速いただいた課題の改良作業に取り掛かり ました。
1ヶ月ほどで1度目の改良品ができました。それを持って、前回のモニター者にご意見伺いをしましたが、なんとその方々は「この前の ポンプよかったから」と知り合いや友達を多数紹介してくれました。
その方々から意見を吸い上げて2度目の改良、更に3度目の改良と繰り返していき、5度目の改良でようやく完成したのが1999年。第一弾の「泡工房」です。 - 現在までに200万本以上の販売ヒット商品!
- それから9年。幾度の改良や商品ラインナップの追加などで現在の2008年度版-泡工房になったのです。
お陰さまでデビュー時からテレビや新聞、雑誌などマスコミに何度も取り上げられ、お陰さまで現在までに200万本以上の販売ヒット 商品となり、社会的にも認知されるようになってきました。
開発者の夢
登内家やスタッフの家庭では、ずっと泡工房を愛用し続けております。お客様の立場になって考える目的もありますが、それ以前にとても便利だからです。特にシャンプーや洗剤の減りが、一般品に比べて格段に違います。
よく「今月はいくら節約出来たか」なんて競争もしています。
そんな仲間たちとよく話すことは、「この小さな商品でも、世界中の家庭で使用されれば、どれだけエコになるだろうか!何年、何十年かかるかわからないが、一人でも多くのお客様に長く使っていただけるように啓蒙活動を頑張ろう!」ということです。
正直、泡工房にはまだ弱点もあり、100%の完成度ではありません。
よって、お客様に長年ご利用いただくためには、途中で修理をしたりする手間をかけていただく必要があります。
「お客様は数百円の商品にわざわざ修理の手間をかけてまで長く使用し続けようとはしない」という専門家の声も耳にします。
確かに一回目の修理に少し手間がかかりますが、二回目以降はとても簡単な手間なのです。特に男の人ならほとんどの人がすぐに覚えてしまう作業です。
もし、修理が出来てしまえば、泡工房は最低でも半年~長ければ数年も使えます。
ポンプの取替えだけでしたらおよそ400円前後のものなので、それで何年もの間、多くの方が泡工房エコ生活をしていただけたとしたら、経済的にもCO2的にも大きな削減になります。
だからこそ、私たちは地道にこの商品の啓蒙活動を続けていきます。
そして、最終的には全世界中のご家庭や職場などで利用していただくのが夢なのです。
そうなったとき、やっとこの商品を「苦しくてもやり続けてよかった。頑張って 開発してよかった」という満足感が得られると思っていま
す。
お客様からすれば多くの生活雑貨品の中のたったひとつかもしれませんが、泡工房は私たちの大切な息子です。不出来な部分もまだまだございますが、長い目で 見守っていただければ幸いです。
少し、手間をかけてあげるだけで、大変な親孝行をしてくれる孝行息子の卵なの ですから・・・。
これからもお客様からのご意見をもとに、更に使用しやすいものへと改良し続け てまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
バイヤーズ株式会社 代表取締役 登内芳也